腰椎すべり症
- #スポーツ整形外科
腰椎の椎体(腰椎骨)の滑り出しによって引き起こされるおきる腰痛の障害です。これは、脊椎の構造に異常がある場合や、長期的なストレスや緊張などの外的要因によって引き起こされるといわれています。
原因
骨折した腰椎が、前方に移動するとすべり症、骨折のみの場合を分離症と言います。 腰を反らす・捻じる動作を繰り返すことで発生すると言われており、腰椎の後方部分が骨折し不安定な状況です。 全年代に診られる疾患ですが、成長期に行うスポーツによっても引き起こされることも多いです。
診断・検査
レントゲン検査で診断する事が可能です。 症状から強く分離症が疑われる場合には、MRIの撮影を提供する場合もあります。その理由としては、痛みが無い場合でもMRIにより分離症を発見できる場合があるためです。
治療・リハビリテーション・再発防止
当保存的な治療が一般的です。分離症の初期の場合、硬性コルセットを用いて治療を行うこともあります。分離している腰椎にストレスを与えないように、体幹を固定した状態でのトレーニングや筋柔軟性の改善を行う事もあります。
日常生活から行える予防の指導などを提案させて頂きます。