SPORTS

診療内容

野球肘・野球肩

  • #スポーツ整形外科

原因・症状

主な原因は、投球動作の反復による過剰なストレス・不良なフォーム・全身的要因(筋力不足や柔軟性低下)が影響して、動作側の肘関節・肩関節に負担が集中する事で障害が発生する事が多いです。損傷部位は、肩腱板(筋肉)・関節唇・靭帯など、肩関節を構成する組織が一般的です。

診断

痛み部位から損傷組織を中心に診察し、整形外科的テストを行い、筋力や柔軟性を確認します。投球フォームのチェックし、肩関節のストレスの原因を探る事もあります。骨の損傷を伴っていることがあるので、レントゲンで骨の状態を検査する事もあります。

リハビリテーションと再発防止

急性期はストレスとなっている投球を制限し安静にします。ストレスの原因を確認(筋力不足や柔軟性不足)しそれぞれに合わせてストレッチや筋力訓練を行います。上記の内容を含め、フォームの修正を行い肩関節へのストレス軽減をさせます。痛みや症状が強い場合は患部の安静を優先し患部外の治療(体幹・股関節)コンディショニングを行います。