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診療内容

ジョーンズ骨折

  • #スポーツ整形外科

ジョーンズ骨折とは、足の小指の付け根部分を疲労骨折した状態をいいます。スポーツ動作による小指側への過度な負荷や、疲労の蓄積が原因といわれています。手術を行うわなければ、再骨折や骨癒合が得られない可能性がある為、スポーツ復帰をする場合には多くが「手術が第一選択」となります。スポーツ復帰まで術後34カ月ほど時間が必要だと言われています。

ジョーンズ骨折診断方法

まずはレントゲン検査での骨の状態を確認しますが、早期の疲労骨折はレントゲン検査では異常がないことも多いので、 症状が強い場合や疲労骨折が強く疑われる症状では、MRI検査を提案することもあります。 MRI検査を施行すると骨の中の出血を確認できるため骨折の有無が診断できます。

ジョーンズ骨折の治療方法

受診が遅くなると悪化して治るのが難しくなる可能性もあり、手術が必要となるケースもあります。医療機関の受診をお勧めします。術後はしばらくの間(34週間)骨折した足を地面に着けて歩けないため松葉杖が必要となる事が多いです。

リハビリテーション

足部の痛み腫れを早く取るためのマッサージや温熱療法を行う事が多いです。回復度合いに応じて、足を着いて歩く練習も必要となります。

ジョーンズ骨折予防方法

ジョーンズ骨折に、なりかけている状態で発見できると、運動を中止することなくリハビリテーションで治癒が可能になる場合もあります。その為、ジョーンズ骨折になりかけている段階で発見をすることが大切となります。足の甲の外側をグッと強く抑えて押した箇所に痛みを感じるようであれば、ジョーンズ骨折になりかけているひとつの目安となります。