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2023.07.07

今さら聞けない「PA+++」

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夏本番!強い日差しの下で遊んだ後、顔に小さな黒い点ができたことはありませんか?これは、一般的に「しみ」と呼ばれるものです。このしみは、実は太陽からくる紫外線と密接な関係があることは、広く知られています。紫外線とは何かというと、太陽から出る光の一部で、目には見えません。でも、肌には大きな影響を与えます。特に「UVA」と「UVB」という二つの種類があります。これらの紫外線は皮膚にダメージを与え、その結果としてシミを作り出すのです。

シミができるのは、紫外線が皮膚の一部を刺激して「メラニン」という色素をたくさん作らせるからです。通常、メラニンは皮膚を紫外線から守る役割がありますが、紫外線が強すぎるとメラニンが過剰に作られ、その結果、シミとして皮膚の表面に現れます。だから、夏場は特に紫外線対策が大切になります。日焼け止めを使ったり、帽子をかぶったり、日陰を歩いたりすることで、皮膚を紫外線から守ることができます。これにより、シミの発生を防ぐことが可能です。

これからの季節、遊びに出かける前には紫外線対策を忘れずに行いましょう。健康な肌を守るために、紫外線と上手に付き合って、アフターコロナはじめて夏、たくさん思い出を作りましょう。

 

そもそも「UVA」と「UVB」とは

太陽からの紫外線の種類で、どちらも皮膚に影響を与えますが、その特性や影響は異なります。

UVA(紫外線A)とは

UVAは波長が長く、大気やガラスを通過しやすいため、雲の多い日でも地表に到達します。そのため、一年中、屋内でも屋外でもUVAからの影響を受ける可能性があります。UVAは肌の深い層まで到達し、コラーゲンやエラスチンといった皮膚の主要な構成成分を破壊します。これにより、皮膚の老化が進行し、しわやたるみが生じます。また、UVAはメラニン生成を促進し、その結果として日焼けやシミが生じる可能性があります。

UVB(紫外線B)とは

UVBは波長が短いため、大気中のオゾン層で大部分が吸収されます。しかし、地表に到達する一部のUVBは、皮膚の浅い層(表皮)を攻撃し、日焼けや赤みを引き起こします。これは、肌が紫外線から自身を守るためにメラニン色素を作り出す反応です。しかし、過剰なUVBは皮膚がんのリスクを高めることが知られています。

まとめ

したがって、日焼け止めを選ぶ際には、UVAとUVBの両方から保護を提供する「ブロードスペクトラム」の製品を選ぶことが重要です。また、日陰を利用したり、帽子やサングラスを着用したりすることで、紫外線から肌を守ることができます。

今さら聞けない日焼け止めの「PA+++」とは

UVA(紫外線A)からの保護レベルを示します。この表記は、「Protection Grade of UVA」の略です。つまり、この製品がどれだけUVAから肌を保護するかを表しています。「+」の数が多いほど、その日焼け止めが提供するUVAからの保護が強いということになります。

具体的には、「PA+」はある程度のUVA保護を、「PA++」は中程度のUVA保護を、「PA+++」は高いレベルのUVA保護を、「PA++++」は最も高いレベルのUVA保護をそれぞれ表しています。

これは、肌を日焼けから守るだけでなく、長期的な皮膚のダメージ(たとえば、しわやたるみ、色素沈着)を防ぐのに重要です。なぜなら、UVAは皮膚の深い層まで到達し、皮膚の老化を促進する可能性があるからです。そのため、日焼け止めを選ぶときには、「PA」評価を確認して、適切なUVA保護を得られる製品を選ぶことが推奨されます。