DIAGNOSIS

診療内容

Forma α(フォーマアファ)

  • #皮膚科

Forma α(フォーマアファ)とは

Fromatk systems社の医療機器で、ジェイメック社(日本)より販売・保守がされています。Formatk社は、世界トップレベルの高い技術力を誇るイスラエルに本社を置き、世界38ヶ国で約3500台の納入実績があります。業界内での豊富な経験を持つメンバーが集結して2008年に設立された、美容医療市場向け治療器の開発・製造を行うグローバルカンパニーです。(fromatk systems社サイトより引用)

 

脱毛には「熱破壊式」と「蓄熱式」の2種類が存在します。

蓄熱式脱毛機といえばForma α(フォーマアファ)を思い浮かべる程、有名な脱毛機器です。

脱毛方法は大きく分けて「熱破壊式」と「蓄熱式」の2種類があります。これらの中で特に注目すべきは、蓄熱式脱毛の代表格として知られる「Forma α(フォーマアファ)」です。この脱毛機器は、その高い効果と信頼性から、脱毛を希望する多くの人々に認知されてきました。熱破壊式の脱毛方法は、一度に大量の熱エネルギーを毛根に与えて破壊します。これに対し、蓄熱式の脱毛方法は、少しずつ熱エネルギーを与えて毛根を破壊します。Forma α(フォーマアファ)は、この蓄熱式の脱毛を利用しています。脱毛は一般的に何度も繰り返し行うことで、毛根を徐々に弱らせて最終的には毛の再生を阻止します。Forma α(フォーマアファ)を使用することで、脱毛処理が効果的に進行し、痛みを軽減しながら肌へのダメージを最小限に抑えることができます。Forma α(フォーマアファ)を用いた蓄熱式脱毛は、適切な「総熱量」の管理と「処置の再現性」が求められます。これにより、痛みを感じることなく、効率的な脱毛結果を得ることが可能です。そのため、多くのクリニックや脱毛サロンではForma α(フォーマアファ)が用いられています。しかし、蓄熱式脱毛の効果は施術を行う人の技術に大きく左右されます。そのため、高評価と低評価が混在する理由の一つは、施術者の技術差によるものと言えます。Forma α(フォーマアファ)を使用した脱毛は、適切な熱量管理と施術者の技術により、最良の結果を得ることが可能となります。

特徴

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蓄熱式脱毛

ダイオードレーザーは、蓄熱式脱毛の特徴を持っています。これは、レーザーのエネルギーが毛根部分のみに集中し、そこに熱を蓄積することで、毛母細胞を破壊し、脱毛効果を得る方法です。一般的なレーザー脱毛が一度に高エネルギーを照射するのに対し、蓄熱式脱毛は、一度に低エネルギーを数回に分けて照射し、時間をかけて毛根部分の熱を蓄積します。これにより、皮膚へのダメージを最小限に抑えつつ、長期的に持続する脱毛効果を実現します。

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日本薬事承認を取得しており安心して使用が可能

ダイオードレーザーは、日本の厚生労働省から脱毛器としての承認を得ています。この承認は、安全性と有効性が厳密に評価され、確認された製品にのみ付与されます。そのため、日本薬事承認を取得したダイオードレーザーは、その安全性と脱毛効果が保証されていると言えます。承認を取得するためのプロセスは厳格であり、使用者の安全を最優先に考慮した製品設計と性能が求められます。

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ダイオードの1波長

ダイオードレーザーの特徴の一つは、その使用する光の波長です。ダイオードレーザーは主に800nm~810nmの波長を使用します。この波長は、人間の皮膚に存在するメラニン色素によく吸収され、特に毛根部分に集中します。これにより、効率的に毛母細胞を破壊し、脱毛効果を実現します。また、この波長は皮膚への浸透力も強く、深くて太い毛根にも効果的です。

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コンタクトクーリングによる冷却

ダイオードレーザーは、レーザー照射と同時に皮膚を冷却する「コンタクトクーリング」機能を持っています。これにより、レーザー照射による皮膚の熱ダメージを最小限に抑え、患者の不快感を軽減します。皮膚が冷却されると、熱による痛みが軽減され、より快適な脱毛治療を実現します。

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大きい照射面積(スポットサイズ4.5cm2)

ダイオードレーザーのもう一つの特徴は、その照射面積の大きさです。スポットサイズが4.5cm2と大きいため、一度に広範囲を照射できます。これにより、治療時間を大幅に短縮することが可能で、特に広い範囲の脱毛を希望する患者にとっては大きなメリットとなります。また、照射箇所の漏れも少なく、均一な脱毛効果を得やすいです。